三重・賢島が急浮上=16年サミット、警備を重視

政府は2016年夏に日本が議長国として開催する主要国首脳会議(サミット)の会場を5月にも決定する。実務的な調査は終了しており、安倍晋三首相が最終判断する。テロ対策など警備面を重視する観点から、三重県志摩市の賢島が急浮上しているほか、神戸市や長野県軽井沢町も有力だ。
 菅義偉官房長官は1日の記者会見で、「警備、宿泊、交通の状況などを調査した上で決定する」と述べた上で、これまでに名乗りを上げた8市町から選ぶ意向を示した。
 三重県は8市町の中で、最も遅い今年1月に立候補を表明。当初は関係閣僚会合の開催地を目指したが、関係者によると、首相サイドの働き掛けで首脳会合誘致に切り替えた。第1次安倍内閣が決定した北海道・洞爺湖でのサミット開催も、道側は財政難を理由に消極的だったが、官邸側に促される形で最後に手を挙げて選ばれた経緯がある。
 鈴木英敬知事は3月、首相に三重開催を正式に要請。鈴木氏は元経済産業官僚で、第1次安倍政権の官邸スタッフとして首相を支えた間柄だ。
 三重県が会場に推す賢島は、英虞湾に浮かぶリゾート地。本土側からは2本の橋以外に渡る手段がなく、政府高官も警備上の利点を高く評価する。また、伊勢神宮を皇族や首相らがたびたび訪れ、県警は要人警護の経験も豊富。三重県は「伊勢志摩サミット」として、日本文化や自然をアピールしたい考えだ。
 各首脳の移動には、中部国際空港(愛知県)からヘリコプターを使用する。政府関係者は悪天候による飛行中止を不安視するが、地元側は代替手段として名古屋から賢島まで直通の特別列車を運行することも検討する。
 過激派組織「イスラム国」が日本を標的とするテロを警告していることを踏まえ、政府は警備のしやすさを最優先に候補地を絞り込んでいる。人工島を会場に想定する神戸市や、市街地から離れる軽井沢町も優位とされる。仙台市は3月中旬に国連防災世界会議を開いた実績を持つが、宿泊施設が少ないとの指摘もある。

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